「頭  塔」
吉田 育弘 さん

頭塔は東大寺南大門の南約1㎞のところにある、土壇からなる珍しい奈良時代の塔です。かって頭塔は奈良時代の僧玄昉の頭を埋めた墓との伝承があつたため、この名称の由来とされてきました。神護景雲元年に東大寺の僧実忠が、土堂を築いたと古文書に記録があります。それが頭塔にあたり、その役割は五重塔と同じように仏舎利を収める仏塔と考えられている。この頭塔に類似するものとしては、堺市の土塔があるようです。

2015.05.25