八坂の塔(法観寺)
小林 透さん

京都観光東山一帯のシンボル的な五重の塔(日本唯一の重要文化財指定)。高さ49mで東寺、興福寺の五重塔に次ぐ高さをもつ純和様、本瓦葺の建築である。中心の礎石は創建当初のものが残っておりそのまま使われている。初層内部には大日如来を中心とする五智如来像を安置する。塔の内部に入ると仏像や礎石・心柱を見ることができる。また急な階段を2層目まで登ると、窓ごしに町並みを展望できる。
昔は寺の本堂の金堂などがあり広範な寺院であった。現在はこの五重の塔のみで、その境内には薬師堂、太子堂があり、塔は何度も消失したが、永享12年(1440年)、室町幕府足利義教によって再建され今日に至っている。
(塔内は撮影自由)

2015.05.12