国指定史跡 桜井の駅跡
小林 透さん

唱歌『青葉茂れる桜井の』で歌われる桜井駅跡は、国指定の史跡。 南北朝時代、楠木正成と息子・正行の決別の地として知られている。 現在は木々あふれる公園として整備されていて、「桜井駅跡」や「楠公父子決別之所」などいくつかの石碑が立てられている。
 ここの駅とは、馬など旅に必要なものをそろえた施設のこと。『太平記』によると、1336年足利尊氏を討つために湊川に向かう楠木正成が、11歳になる息子・正行に「我亡き後も、一族と共に朝廷のために戦うのが忠義」との訓戒を与え河内に帰らせたと伝えられている。旗立て松は楠木正成が軍旗を立てかけ馬をとめたと伝わっている古木で枯木を小屋に保存してある。
桜井駅跡真向かいに島本町立歴史文化資料館があります。 館内は遺跡調査で出土した縄文時代から中・近世時代の遺物や、楠木正成と旧麗天館に関連した資料や、 島本町における文化財について紹介している展示物等常設されています。

2018.02.13