第30回壬生会旅行記
粟辻康夫さん
在職中京都に縁があった人々のOB会である壬生会の旅行が3月14日(火)~15日(水)宿泊地を富山県氷見市の氷見温泉として実施された。

参加者は男37名、女性4名の41名。直前で4名のキャンセルが出たのは残念だ。
快晴の太陽を浴びながら、8時50分定時に京都駅八条口の新装なったバスプールを出発、京都南ICから名神道へ入る。途中多賀SA、養老SAで休憩を取り、東海北陸道に入り郡上八幡ICで高速を降り一般道を走る。郡上八幡近くのホテルで昼食。団体客で満員の盛況だ。

昼食後、少し走って郡上八幡の街に入る。駐車場には2名のガイドが待ち受け、2班に分かれて50分ほどの見学に出る。現在は郡上市として広大な市域を持つが、従来の郡上八幡は1km*2km、人口5000名ほどの狭い地域が観光対象になつているようだ。
古い民家が残る狭い道路が歩く、車に気を使いながらガイドの説明を聞く。

養蚕で潤った街といい、美しい水が豊富な街という。吉田川沿いの「いがわの小径」と名付けられたの巾1mほどの水路にそった狭い遊歩道には豊かな水量が流れ、太った鯉が悠々と泳いでいる。
また環境庁が名水1位に認定した宗祇水という湧水もあり街の側溝には豊かな水が流れている。
木造の再建城としては最古の、小高い山にある郡上八幡城も美しい姿をみながら歩ける
また、ここは食品サンプルの盛んな街でもあるようで、販売のほかサンプル作り体験や工房見学もできる店もあり外国人観光客に人気があるとか。事実サンプル製品を作るところには外国人の団体が熱心に作って居た。

有名な郡上踊りは7月中旬~9月上旬までの夜に渡って繰り広げられる盆踊り、特に8月13日~16日の4日間は数万の踊り子が全国より集まり、踊り明かす徹夜踊りとして街は踊り一色となるという。

郡上八幡を出て北陸東海道に戻ったバスは北に向かって走る。トンネルが増え雪が残っている。五個山ICから降り山道をしばらく走ると世界遺産「相倉合掌造り集落」に着く。
細い1本道を挟んで20数軒の合掌造りの建物が点在し雪に埋もれている。

しかし白川郷のように密集しておらず、観光客の姿も少ないせいか淋しい感じである。
団体の記念写真を撮り早々に退去、元来た道を走り高速経由氷見に向かう。

海岸に出ると富山湾に面した斜面に建つ本日の宿泊場所「うみあかりに到着」。
早速ホテルに入り風呂に入る。4階にある富山湾が展望できる風呂を楽しんだ後、19時より宴会開始。西 隆司さんの司会でまず村田健史代表のあいさつ、村田恒次郎さんの乾杯と移る。料理は富山湾の海の幸が並ぶ。ブリの刺身など次々と出る料理を楽しむ。
一段落した後はカラオケが始まり次々と舞台に立つ人で行き来が盛んになる
最後は恒例の児玉五十鈴さんの踊りがでるなか、締めの時間になり橋本 隆さんの1本締めで宴会は終了。 

その日はWBCの日本―オランダ戦があり部屋へ戻ってテレビで観戦した人も多かったようだ。試合終了も日の変わる10分ほど前という熱戦だった。

次の日の朝風呂に入ると雨が降っていた。天気予報は本日の降水確率90%と言っている。
7時30分朝食、8時30分にバスで出発。激しい雨が降っている。
バスには氷見市内の「ひみ野外番屋街」という土産もの販売店街を訪ずれてお買い物。

その後は高岡市の「端龍寺」に向かう。加賀藩二代藩主前田利長の菩提を弔うため、三代藩主利常が建てたものという。約20年を費やしたという七堂伽藍は山門、仏殿、法堂が国宝に指定されている。立派な伽藍に圧倒される。ここも2名のガイドに別れて見学する。

次に越中八尾観光会館へ向かう。

ここも江戸時代から養蚕で栄えたところで、その富で5月3日の曳山祭りが行われる。八尾に6基ある曳山のうち3基が曳山展示館で通年展示されているが、装飾などや彩色や細工も豪華なものだ。また9月1日~3日に行われる「おわら風の盆」の実演が見学できる。三味線、胡弓、太鼓の緩やか哀愁を帯びた緩やかなテンポで踊りが繰り広げられる。
この時は全国から約3万の観光客が全国から押し寄せて狭い八尾の街も満員の状態になるという。

観光会館を見物した後は富山市へ行き、ますずし本舗で昼食を取る。
食後は富山ICから北陸道をひたすら走り尼午前SAと多賀SAで休憩、18時15分大体予定どうりに八条口に帰り着いた。
天候は尼午前SAではアラレが激しく降るよなうな荒れ模様であったが。京都に着いた頃は雨は止んでいた。

2日目は雨にたたられたが予定通りの見学もでき、無事故で楽しめた旅行だった。

粟辻康夫 記
  

2016.04.19