松下 鎮さん
長月の尽三首
夕餉摂る親子三人齢合わせ
二百歳越え放談やまず
(八十路の夫婦と五十路の娘)
僅かなる花の残りを百日紅さるすべり
樹冠じゅかんに飾り大風を待つ
風雨鳴る音を聞きつつ寝入りけり
目覚めて気づく静寂の夜

2018.10.02