創作曲 平家鎮魂の歌
小林 透さん

『平家物語』には平氏一門の最後の様子が描かれている。壇ノ浦の戦いで、平家の敗色が見えたとき。 二位尼が安徳天皇を抱いて入水しようとしたとき、安徳天皇が「どこへ行くのか」と聞けば、「弥陀の浄土へ参りましょう。 波の下にも都がございます」と答えて、安徳天皇とともに海に身を投じた。按察の局が安徳天皇を抱いて入水したとある。 続いて建礼門院ら平氏一門の女たちも次々と海に身を投げる。 武将たちも覚悟を定め、教盛は入水、経盛は一旦陸地に上がって出家してから還り海に没した。資盛、有盛、行盛も入水している。 平家の総帥宗盛も嫡男の清宗と入水するが、命を惜しんで浮かび上がり、泳ぎ回っていたところを義経軍に捕らえられてしまった。

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2018.06.11