死後の世界

                                  小林 透さん

古今東西、「死後の世界」にまつわる不思議な体験談や、証言は、数えきれないほど残されている。私たちは死後一体どうなるのか?あの世とはどんなところなのか。この本では、この人類普遍の問いを、あらゆる角度から検証し、答えを導きだしていこうとしている。
三笠書房「王様文庫」「眠れないほど面白い”死後の世界”」並木信一郎著
次のような目次である。
①.人類は「死後の世界」をどのように考えていたのか
②人は死んだらどこへ行くのか?
③「幽体離脱」、魂が肉体を抜け出す瞬間
④「臨死体験者」が語る不思議すぎる話
⑤「生まれ変わり」は確かにある
⑥「因果」は本当にめぐるのか
⑦「心霊現象」は、なぜ起こる?
これとは別の本の中に、こんな記述がある。
「死ぬ瞬間」、2500人の人に聞き取りした臨死体験をまとめたキューブラ・ロス医師の著書には、「お亡くなりになりました」と宣告されて三分後、五分後に、また息を吹き返した患者の一人一人に尋ねた。「息を吹き返すまで、どんな体験をなさったのですか」この質問には、共通したものに、次の三つあった。
①死んだ瞬間、自分の遺体を取り囲んで、家族が泣き、医師が死を宣告している光景をはっきり見ている。サンフランシスコの病院に横たわっているのに、ニューヨークのわが子が何をしているのが見えたり、生前目が不自由なのに、先生はこんな服装をしていましたね。など
②自分より先に死んだ肉親や愛した者が傍に来て、助けようとしているのをはっきり感じた。言い換えると、愛した死者と再会できた。
③「愛と慈悲とに満ちた光」に包まれ、その光の源の方向に行きたいと思ったが、そのとき、息を吹き返したという。
 死によって肉体とともに我々の意識も消滅するのではなく、意識は昇華(されて、新しい世界に行くとロス医師はいう。これが転生(生まれ変わり)なのか。
                                 
                                  2017.09.11