カエルの楽園について
                                  小林 透さん

 
カエルの楽園という本は、百田尚樹氏が2016.2月にに上梓したものですが、このほど文庫本として出されました。初版本を読んだとき、単純に日本を舞台とした寓話として、ある程度危機感を感じて読み終わりました。
この本は、寓話になぞらえた日本という国、日本人という国民性を憂えた内容となっています。また中国の脅威も感じられ、ある大型書店は、中国からの批判を恐れてか、店頭には大々的に並べるのを避けた嫌いがあるようです。有識者の意見では賛否両論 !
 安住の地を求めて旅にでたアマガエルのソクラテスとロベルトが、厳しい世界の洗礼を浴びながら最後にたどり着いた国『 ナパージュ』NAPAJ→JAPAN 日本
 二人は遂に理想とも言える安住の地にたどり着いたと喜びましたが、ナパージュを歩きまわっている内に、そこで暮らすツチガエルたちはどこか奇妙な考えを持っていることに気づきます。凄惨な世界の現状を見てきた二人にとって、ツチガエルたちが唱える『三戒』という奇妙な戒律にショックを受けるのですが、そこには意外な真実が隠されていたのでした。そこでは三戒(←憲法第9条?)というものがあり、ナパージュのカエルたちは生まれた時から戒めにしていて、ずっと守ってきた。三戒というのは、@カエルを信じろ Aカエルと争うな B争うための力を持つな。みんな三戒があるから、この国は平和だと思っている。
しかし、主人公のアマガエルのソクラテスはナパージュの隠れた王がいるという事を知る。それは、なんと巨大なワシ(スチームボート)だった。(←アメリカ?)
 するとある日 事件が起きる。ナパージュの近くに住むウシガエル(←中国?)が、ナパージュのすぐ近くの南の崖に出現。カエル達は、スチームボートに会って、南の崖を守ってくれないかとお願いをする。するとスチームボートからはある提案を出される。スチームボートは、自分がウシガエルを追い払う時にはナパージュのカエルも一緒に戦うように!と言った。(←集団的自衛権のこと?)するとあるカエルは、それは完全に三戒違反だ!と叫んだ最後には、、ナパージュは全てウシガエルに占領され、滅びた。生き残ったツチガエルたちにも過酷な運命が待っていた。
暮らしにくいところに追いやられて餓死したり、ウシガエルの食用の奴隷にされたり、ウシガエルの兵隊にされたり女性のカエルはウシガエルにもてあそばれては、投げ捨てられたり。
 ストーリーの詳細は

カエルの楽園 - Wikipedia をご覧ください。

                      
                      2017.09.05